TOMOKISSIMA x CERETTO
バローロ、バルバレスコの名門として知られるCERETTO(チェレット)社 コスチューム・ジュエリーデザイナーTOMOKISSIMA小川智子...
ワイン、ジュエリーデザイン、それぞれ全く違う世界のブランドでは ありますが、その姿勢には多くの共通点があり、深い部分で共感し合い、 熱く強い想いで繋がっています。
人の手による素材にこだわり、そして、人の手(アルチザン)により ものづくりを完成させ、お客さまの手に届けること...
この度、CERETTO社の代表的なワインや、社が保有する象徴的な 建造物などからインスパイアされたジュエリーが小川の手により誕生、 CERETTO社のコレクションに加わりました。
作品はゆっくりと1年以上の時間をかけ作り上げられました。その一部 には、日本の伝統的な素材やテクニックも使用されております。 イタリアミラノと日本、双方を理解するCERETTO社と小川だからこそ 生み出された作品と言えるでしょう。
今回東京で初披露いたしました作品は4シリーズ。 “信念”と“パッション”が、ワイン醸造社とジュエリーデザイナーという 別々のクリエーションを結びつけ誕生した作品の数々に触れていただきた く思います。
■バローロ・シリーズ Serie BAROLO
素材は溶岩、ヘマタイト、そしてヘマタイトに津軽塗のエキスパートの松山継道氏に梨地塗、円盤の部分は松山氏が一番得意とする技法の紋紗塗を施しました。 バローロにふさわしい、高貴さをゴージャスに表現しています。
特にバローロは、光の加減で様々な色が見られるところから、あえてヘマタイトを赤一色に塗らず、何色もの鈴粉を混ぜることによって、ヴェネツィアの吹きガラスのようにも見えます。